<緋龍巴凪様より>抜×巴小説 |
白い雪 あの日から15年… 雪が綺麗だなんて思わなかった 見えるのはやむことのない雪… そして 君の冷たい顔 感じるのはあの時の…君の肌の感触 そして聞こえるのは…君の声…「これでいいんです」 15年間…雪は血の色だと思っていたんだ…そんなはずないのに 雪が冷たいことさえ忘れていた…なにも感じなくなったから… でも…今は違うよ 今見えるのは 巴…君の暖かい笑顔と 綺麗な綺麗な結晶なんだ そして 今感じるのは シアワセ というたった4文字の言葉 そして 今聞こえるのは 剣心 そう呼ぶ愛しい人の声なんだ 俺は今愛しい人の全てを守りたい・ でも,危険にさらすかも知れない また悲しませるかも知れない それでも俺は守るんだ 愛した人だから… 白い雪… まだまだ降り積もる サヨナラ…巴 微笑ってくれて ありがとう END |
くうさんより頂きましたv いやぁ、なんていうかストレートな 表現で、心にもストレートに感動を与えてくれる作品ですね! 縁側で、白い雪を見ながら 物思いにふけって、最後にふっと柔らかに笑う剣心を 想像してしまいました。 そして、風邪引くわよ、とかいいながら 今愛しているあの人が声をかけてくれるんでしょうね。 ステキな小説有難うございました。 くうさんは小説投稿フォームからご投稿くださいました! お題ではなくても、男女カップリングのお話ならOK!ぜひぜひ投稿してくださいね^^ 2004.10.19 up |